いよいよ節分でございます。

新年を迎え、早くも1ヶ月が過ぎました。
当店も、有難いことに、年が明けてからは「新年会」のご予約を沢山頂き、バタバタと忙しく走り回っている間に、気が付けば1ヶ月過ぎていたという感じです。
したがって、このブログも随分と久しぶりのアップです。
ご挨拶が随分と遅くなってしまいましたが、
『昨年度はご贔屓頂き、誠にありがとうございました。どうか本年も宜しく御願い申し上げます。』
さて、今回は『節分』にちなんだ「前菜八寸」の写真を紹介させていただきました。
「豆まき」をイメージしていただけるように、一口大のお料理を「枡」に盛り込んでいます。
皆様ご存知のように「節分」とは本来、「季節を分ける」つまり季節が移り変わる節日をいい、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前日を指すものですが、その中でも「立春」は一年の始まりとして考えられ特に尊ばれたために、いつしか「節分」と言えば「春の節分」のみを指すようになっていったそうです。
昔は「立春」を一年の始まりと考えられていたために、その前日の「節分」は今の「大晦日」にあたります。平安時代の宮中では陰陽師らによって旧年の厄や災難を祓い清める「追儺(ついな)」という行事が行なわれ、これが室町時代以降は「豆」を撒いて悪鬼を追い出す行事に発展して民間にも定着していったそうです。
写真のお料理は、お客様にとっても、当店にとっても、『厄や災難を追い払い、たくさんの「福」がおとずれ枡(ます)ように・・・♪』と、願いを込めた演出です。
どうか中のお料理はバラ撒かずに、ご賞味くださいますよう御願い致します。 笑♪♪
『鬼は外!福は内 ♪♪』