『 藤森神社【 藤森祭 】』

Share on Facebook

新緑が美しい季節♪

さて、いよいよゴールデンウィークですが、5月の1日から5日は私共の氏神様「藤森神社」の祭り『 藤森祭 』でもございます。

様々な祭典が催されますが、中でも5日の『神輿巡行』『駈馬神事』は特に盛り上がります。

『神輿巡行』ですが、その『神輿』は江戸時代の氏子民が財力を注ぎ込んで造ったもので、京都において最も優雅と称されるもので美術品としての価値も高く、大変立派なものです。
かなり大きく重量もそうとうなものですが、力自慢の男衆が「ヨーサ!ヨーサ!」と担ぐ様はとても力強く、 男の子の成長を願う「端午の節句」のぴったりです。

また、『駈馬神事』ですが、『藤森神社』のホームページから調べましたところ、古来、早良親王が781年の陸奥の反乱に対し、征討将軍の勅を受けて藤森神社に祈誓出陣された際の擬勢を象ったものだそうです。
室町時代には御門府出仕武官により、江戸時代には伏見奉行所の衛士警護の武士や、各藩の馬術指南役、また町衆らが様々な馬上の技を競い合ったそうです。
また、行事の形としては早馬の影響ではなく、江戸の中期に大陸系の曲乗り的な馬術の影響を受けたものと考えられるそうです。
1200年も前からの大変歴史ある行事ゆえ、京都市登録の「無形民俗財」に指定されております。

『駈馬神事』の様子は毎年、テレビのニュースでも取り上げられますが、残念ながらその様子を見たことの無い方の中には「流鏑馬(やぶさめ)」と同じように思われている方も大勢おられます。
流鏑馬とはまったく違った迫力の 『駈馬神事』、是非生でご覧になっていただきたいと思います。

京都は有名な寺社仏閣が多くございますが、観光の方々の目先はどうしても上(北)の方に偏ってしまいがち、『伏見』と言えば「稲荷大社」だけがダントツの観光スポットになっていますが、実は地味で目立ち難いだけで、歴史的な価値のあるマニアックな名所『伏見にいっぱい』ございます。
…と、申しましても、残念ながら私は全く詳しくないので皆様にご紹介するには役不足ですが、歴史に詳しい方や興味のある方は、このゴールデンウィーク大型連休を機会に是非伏見にも目を向けて下さいね。

では、素晴らしい休日をお過ごしください♪

http://www.uwotomo.co.jp/

コメントは受け付けていません。